バイク車載動画を長いこと撮って来たこともあり、バイクにアクションカムをつけるに当たっては自分なりに工夫してきました。
それに基づいた新生ホークアイを、備忘録代わりに詳しく紹介することにしました。
基本的にオフ車の車体マウントを前提で話を進めます。
オフ車の場合、オンで使うようなサクションタイプのタンクマウント、車体マウントはまず使えません。取り付ける平面が無いのと、とにかく走行中に身体や枝葉が当たるため必ず落ちます。
やはり藪漕ぎ走行を前提にする(前提にするのか?)と、前方からの障害物が直接当たるようなところは避けたい。できるだけガードとガードの隙間に入れるような形が望ましいですね。
また走行中にON/OFF操作することを考えて、左手側に。
一方でトレッキングナビも左手側につけたいので、これを両立できる形としたい。
そうするとメーターバイザーと、ハンドガードの隙間、つまりハンドルバーのこのあたりに落ち着いてきます。
バーマウントは各社から出ているモノを使い、微妙に水平が出ない位置ですが角度調整のアタッチメントをかませばOK。
だだし、
・ピポットが2つになるし、ハンドル外側では走行中振動で角度が動いてしまうことが多い。
・トレッキングナビを付けると、思った以上にハンドル内側にはスペースが無くて、ハンドルとのオフセットを縮めることも難しい。
・頑張って固定しても、リジッドマウントだとハンドルとエンジンの振動を拾ってビビリ音が発生しがち。
こういった不具合を経験してきました。
なので、
・アタッチメント無しで水平が取れそうなところ、
・そしてラバーマウントが出来る構造
を狙いました。
でこちらがワタシが長年使ってきた基本構造。
まず、トレッキングナビをハンドルに装着。
ハンドガードの内側取り付け部が剛性高いので、そこへボリュームのあるラバーを挟んでカメラマウントを固定。つまりカメラとナビが前後の位置関係になります。
そういう目でこれを見ていただくとわかるかな。
あと、ガードとラバーをタイラップで締めを持たせながら固定します。
この締め具合でマウント剛性を可変できるので、エンジン振動との共振は後でも調整可能。
このマウントを採用しようとすると、樹脂ハンドガードでは裏にリブが多く平面が無いため無理で、ZETAのアーマーガードが一番使いやすいという結果になります。
(バークバスターなどでも行けます。裏面が平面であればOK)
このソリッドラバーは、塊で売っているものから20mm×20mm×50mm位に切り出した物で、硬度は70度を愛用しています。
いろいろ試行錯誤した結果、これで落ち着いています。
またカメラが変わればupdateする日が来るかもしれません。