たらのブログ

備後エリアでオン、オフバイクに乗っています

暖かい2024年の幕開けです!

ワイヤーインジェクター

昔から便利ツールとしてあった、ワイヤーインジェクター

主にクラッチケーブルの給油に使うことが多いですね。

 

f:id:tara-bike:20210606125258j:plain

より密着させるための2本ネジタイプもあります。

f:id:tara-bike:20210606125332j:plain

実はこいつらちゃんと使うためにはこつが必要で、うまく潤滑油が入らずに手元のタイコあたりで漏れちゃうことも多い。

スプレー缶ノズルの径と潤滑穴サイズが合わずに、中に潤滑油を入れることさえ出来ないこともありますね。

なので、使えないツールと烙印を押されている今日この頃。

 

最近評判のツールを試してみました。

ケーブルルーバー V3

f:id:tara-bike:20210606125830j:plain

ネジで上下が繋がっていて、3つのパーツで出来ています。

f:id:tara-bike:20210606130004j:plain

このそろばん玉がポイントで、ねじりながらケーブルアウターに密着していくんです。

f:id:tara-bike:20210606130121j:plain

 

そろばん玉をアウターの所まで入れたら、先にはめたお尻側を寄せて、

f:id:tara-bike:20210606130153j:plain

上をねじ込んでやると、密着します。

f:id:tara-bike:20210606130245j:plain

 

これでセット完了。

左先の穴から潤滑油を入れてやれば普通に入っていきます。

 

でここで我に返って...

元々私は旧タイプのワイヤーインジェクターで、あまり困ったことが無かったんです。

割と普通に入れることが出来ていたので、ちょっと手間のかかるケーブルルーバーのメリットが今ひとつ感じられず。

確かにノズルの挿入代が長くて、いろんなタイプのスプレー缶ノズルでも対応できそうなのはメリット。

一方でネジの内部空間には潤滑油がたっぷりとたまるので、無駄が多め。

 

初めて購入される方はケーブルルーバーで、

ワイヤーインジェクターを持っていて、使い方に慣れちゃった方はそのまま使っていいんじゃ無いでしょうか。