台風14号の直撃で大風、大雨に見舞われた日本列島。
林道への影響も気になるところですが、台風一過の気持ちイイ空気の中を走りたくなるのはライダーの性。そこで涼しくなった但馬を目指して早速スタートです。
いつもの朝4時に出発し中国道まで来ましたが、夜が明けるのはまだまだ。
周辺の温度が13度まで下がっているので、インナーを2枚にしておいてヨカッタ~
このまま智頭経由で鳥取まで一気に。いつもの24時間ENEOSで給油。
今回は時計回りで、猫山線→野間林道→八木谷・大谷線→黒川新田線と西から東へ大きくトラバースするルートを予定してます。
早速1本目の猫山線を東入口から。
なんと入口の看板が壊れてます。
でもご心配なく。直ぐ先に置いてありますよ。
木材を使ったいい感じの看板なので、是非直して欲しいなあ。
オフスタートすると、台風一過の林道だけあり細かな倒木やガレは避けられませんね。
所によってはヌタも。
でも通れないほどの邪魔者はありませんでした。
この後、残念ながらメインルートを見失って、行き止まりにしかたどり着けず。
椿谷線と名が付いた分岐がメインっぽかったのですが、行き止まり。
ここの分岐がポイントなんだと思うのですが...
結局東出口に戻ることとなりました。
次の野間林道に向け、若狭の道の駅で小休止の後、国道482号で北へ上がろうとすると怪しい情報発見。
この台風の影響で県境手前の山中エリアで崩落があり、工事通行止めとのこと。
小代峠の周辺でしょうか...
これを抜けられないと野間林道経由で東へ抜けるルートが取れませんね。
ということで、国道9号戸倉峠経由、県道48号を一気に東へ抜けて、北近畿豊岡自動車道でワープします。
※帰ってから鳥取県の情報を見ると、
「8月20日午後7時00分から全面通行止めとしておりましたが、8月22日午後1時00分をもって解除とします。」
と言うことなので、次の週末は通行可能のようです。
途中、道の駅但馬のまほろばで休憩。
地元の木材を使った建物なのでしょうね。
ここは立派なつくりで上り下りが一つになった高速道の駅。駐車場も広いのですがいつも閑散としてます。行くのがいつも平日だからなのかな?
ここからは、黒川新田線の北入口へ向けて、国道429号を東からアプローチ。
ところが、青垣峠当たりで工事をしているようで通行止め。
国道427号で南下を余儀なくされます。
完全に南下してしまうとロスが大きいので、西へ抜けるルートを探りながら行きますが、抜けそうな林道はすべて進入禁止のロープあり。
仕方ないので、県道8号まで降りて北上し、黒川新田線南入口から北へ抜けることとします。
途中、今年始めてみる彼岸花を発見。
枯れ始めているのもあるので、このあたりでは盛りが過ぎている様子。
今度の週末は本当の彼岸ですもんね。
無事に黒川新田線南入口まで来たら、定番の開けたら閉めてねゲートから林道IN。
路面はさすがに台風後だけあって、それなりにガレてます。
水が流れているエリアも多数。
それでも頂上付近はちょっと開けていい雰囲気。
この石碑の所の三叉路から、普段は閉まっている様子の千ヶ峰・三国岳線の入口が開いていたのでちょっとだけ入ってみました。
左が黒川新田線の本線、右が千ヶ峰・三国岳線です。
比較的広くて新しい、締まった路面の千ヶ峰・三国岳線。
林道標識には令和3年と書いてあったので、出来たばかりです。
この日は、この先で明らかに作業が入っている雰囲気でした。そのためにゲートが開いていたのでしょう。なので行き止まりまで行かずにUターンしました。
黒川新田線の本線に戻って、下り始めると、ガレが本格化。
プチ崩落から雨裂までいろいろ出てきます。
北へ進み続けると、途中から作業に入られている車を発見。それらが北側から入ってきている様子でした。
また、雨が上がった後に1台のバイクが走ったであろうタイヤ痕も。
これで抜けられる確信が得られたので迷わず突き進みます!
そして無事に北入口へ。
ここから国道429に出ると、幸いに西へ抜けるのは問題なく出来ました。
全線走破できなかったり、スキップせざるを得ない林道もありましたが、最後の黒川新田線でかなりお腹いっぱいになったので、結果満足!
WRだけの頃は、せっかく遠征したのだからこのエリアは舐めるように走り尽くそう。と言う路線でした。
それがテネレ700を手に入れたことで、特定のエリアの気になる林道だけピンポイントで走って、次のエリアへ移るという技が使えるようになりました。リエゾンに高速道路を挟んでも全く苦になりません!
こんな楽しみ方が増えてきそうです。