真夏のサーキットでも特に問題の発生しなかったR1のブレーキ。
純正でも結構頑張ってくれます。
そうは言っても、真夏だと若干ですがフェード傾向が感じられるので、この機会にパッド交換します。
改めて状況を見てみると、
ローターもしっかりと焼けてきてます。
ムラのある模様は、摩擦材のNAO材樹脂成分が溶け出した影響でしょうか。
Tracerもサーキットを走ると同じようになるので、最近の摩擦材のトレンドなのかな。
しかし制動力に回転方向変動が生じている感じもします。
換えるのは定番のZCOO セラミックシンダードTYPE C。
これまで10年は使っていますが、性能面で裏切られたことが無い。
今回もこいつで行きます。
ローターにカーボン皮膜を形成し、そこでμをコントロールするタイプ。
付いた皮膜が取れると一瞬制動力が落ちますが、一般道の雨走行程度では直ぐには落ちません。ロングツーに行かず、スポーツ走行メインであれば一般道でも全く問題ないです。
取り外したパッドを見ると摩耗状態は半分強程度残っていて、偏摩耗は無し。
純正もよく作ってあり、普通の用途ならバッチリでしょう。
さて次の整備はリヤアクスル周りかな。