もう春の陽気になりました。
走りに行きたいところですが、もうちょい我慢。
最後の整備を行いましょう。(まだやるんかい!という声がありそうですが)
残っていた整備とは、クラッチ。
今年はシーズンイン前のオイル交換ついでにクラッチ交換をやろうと思っていたんです。
ワタシは比較的クラッチには優しい乗り方をしているつもり。
ですが、林道ツーで比べてみると、人が1回シフトする間に3回位シフトしていることはザラにあります。2st200時代の癖だと思うのですが、クラッチを握ることを苦にしない習性があるようです。基本的にスパッとつないじゃいますけどね。
そしてWRも8年生。滑ったり、ジャダーが出たりのトラブルがあるわけではありませんが、事前の手を打っておきましょう。
早速エンジンオイルを抜いて開いてみると...
あれ?
もうちょっとドス黒い感じを想像していたのですが、想像以上に綺麗です。
クラッチディスクとフリクションプレートを外して、バスケットの摩耗具合を見てみます。
接触痕はありますが圧痕と言うほどでも無し、段付きも出来ていません。
フリクションプレート達も、
オイルに濡れているから黒っぽく見えますが、摩耗粉のような異物は確認できず。
プレートはセレーション部の摩耗が見かけられますかね。
摩擦面が摩耗している感じは見た目ありません。
左が旧品、右が新品です。
バスケットよりもプレート側が先に摩耗する設計は助かります m(_ _)m
摩擦材も欠けたり、偏摩耗の様子も無し。
これも左が旧品、右が新品。
そのまま使えるくらいですね。
クラッチスプリングは、
これも左が旧品、右が新品。
自由長の変化もほぼ無し。へたりも無い様子。
結局清掃の必要も無いくらいでしたが、せっかく部品を手に入れていたので一気に交換しておきます。
それにしてもクラッチハウジングとギリギリの隙。
湿式と言いながら湿っている程度で、どっぷりオイル漬けという感じでは無いんですね。
いつものYamalube Premiumを入れて、準備完了。
オフは来月から始動する予定です。