たらのブログ

備後エリアでオン、オフバイクに乗っています

暖かい2024年の幕開けです!

懐かしの林道ネットワーク

定期的に本棚の整理をしてますが、昔の懐かし本が結構出てきます。

その中で これは!と思った一品を発見。

BACK OFFの増刊号である、

「林道ネットワーク西日本編」

平成8年、1996年発行。

私個人の第一次オフブームは1988〜1995年頃だったので、このムック本が出たのはその後ですね。世間の林道ブーム、エンデューロブームも終焉しつつある頃でしょうか。

当時折り目をつけてチェックしたらしいページがいくつかありましたが、この本を手に入れたときには、めぼしい林道は走ったことがある状態だったと思います。

 

西日本編とはなっていますが、メインが九州、四国。それに紀伊半島エリアと北部京都から福井エリアが続くという感じ。中国地方と関西はやや手薄。

昔を懐かしみながら、自分がお邪魔したエリアを中心に振り返ってみます。

 

●四国エリア

王道のエリアをカバー。

この頃は既に黒尊スーパー林道は舗装or通行止めにされたころだったと思います。なので大洲、宇和島エリアは取り上げられていません。

 

懐かしい瓶ヶ森林道

今や舗装されちゃってUFOラインとして名高いパノラマライン。
石鎚山から寒風山まで東西に結ぶ素晴らしいオフロードでしたね。

 

そして東部の谷相林道

私が初めて四国へ渡って走った林道がここでした。

国道439号を195号に結ぶ便利なルート。今は南北の舗装エリアが伸びたとともに、山間部は荒れ荒れでまともに通れないことも多い様子です。

 

そしてこのページで紹介されている、楮左古小檜曽林道

開通したのは平成になる頃だったと思いますが、ダイナミックないい林道でした。

90年代後半は、四国へお邪魔したときはほぼ毎回走っていた気がします。

最近は崩落工事で通行止めが続いているのが残念。

 

●中国エリア

取り上げられているのは3か所ほどで寂しい限り。

当時は林道不毛地帯といわれていたのを思い出します。

 

その中でも、地元からは新重山林道が取り上げられていました。

左上の写真は今は土管が埋めてある登りの左コーナーですね。当時は木も伸びていなくて開けていたんですね。今は木が茂っちゃって...

 

●但馬エリア

氷ノ山エリアが取り上げられています。当然、瀞川-氷ノ山線が中心。

 

この当時は南北全線がつながる前だったようです。

今は舗装路となった分岐路も出ていますね。

 

この10数年は、初訪問林道と、昔走った今でもオフの林道を中心に走りました。こんな本が出てきたので、「懐かしの林道は今 Returns」とか銘打って、舗装林道含めて再訪してみるのも楽しいかもしれません。

 

おまけとして、林道情報以外にも広告が最高にイケてます!

こちらはDJEBEL 250XC ですよ。DRにビッグタンクとデカライト。

XCはクロスカントリーだったはず。見開きで撮影しにくかったので撮りませんでしたが、TT250R Raidの広告もありました。

林道ブームの後半は、ビッグタンクと大径ライトは必須といわれるくらいこういった長距離ツーバイクがよく売れてましたよ。

 

そしてこれは個人的にちょっと感激した広告。

あのタイチのオフアイテム広告です。

今頃のお値段とそんなに変わらないので、高級ブランドだったのかも。あらゆるところにゴアを使ってます。私もジャージ、モトパンを使っていましたが、本当に長持ちしました。