出来れば年内に四国遠征をと考えていましたが、今週も四国の天気が微妙。
せっかく休みを取ったので、近場でありながらも最近お邪魔していない世羅、大和町エリアへ行ってきました。
今日の相棒はWR。タイヤは手持ち最後となるTR-8。
朝はゆっくりと7時前に出発し、まずは世羅の道の駅へ。
曇りのはずがすごくいい天気で暑いくらい。
飲み物をゲットして、GoProセットなど林道IN準備をしたら出発!
まずは宇根山の北側から。
この周辺は久井の岩海という国指定天然記念物ローカル名所があるくらい、特徴的な地形があり、林道を走っていても最後は岩場へ出るってことがあります。岩場と言っても林道でよく見る崩落したてのとんがった岩ではなく、比較的丸みを帯びた岩なのが特徴です。
その代表格が今日の1本目。東神線。この名前だとピンとこない方が多いかもしれませんが、あの宇根山の林道です。
今日は最後の岩場ガレは走らずに手前まで。歩いてガレの様子を偵察してみると...
苔むした岩と倒木の嵐。なかなかに手ごわそうですよ。
人が通ったため、踏まれて岩が落ち着いていますが、昔はもっと立体的でした。
宇根山エリア北側からそのまま西へ。世羅と豊栄の境目あたりまで来たら、本日2本目、名前がよくわからない長付の林道へ。ここも普段はため池の林道って呼んでます。
入口からしてさわやかさが満載。
途中のため池には記念碑もあり休憩場所に使えます。ただし日影がないのが玉に瑕。
後半になると倒木処理跡や、ヌタエリアも出てきますが問題なく抜けられます。
ここからは林道をつなぎながら、南東へ降りて行きます。
3本目の御前の林道は、途中が伐採作業中で通れず。
チェーンソーでガンガンに伐採してます。切った木がそのまま道路に山済み。
しばらくは作業が続くのかも。念のために反対側に行ってみたら、ゲートで通せんぼしてました。
この林道の反対側に行く途中に見つけた微妙な脇道。これが本日4本目。
OSMマップにはちゃんと道がある様子で、入口は期待度満々。
でも進むとススキのやぶ漕ぎ。
路面が見えませんが、完全に水が溜まってます。その上のススキを踏みながら進む状態。これやばいやつよね!と早々にUターン。
テネレだったら間違いなくUターンも出来ないところでした。
そこから直ぐのところにある、篠蔵林道支線が5本目。
元の林道が舗装されちゃった一方で、通り抜けられる支線がオフで残っているタイプ。
一部ヌタはありますが、快走路です。
ここから休憩のために 道の駅 クロスロードみつぎ まで戻ります。
途中、彼岸花が残ってないかと探しましたが、さすがにもう終わり。
ススキの白とセイタカアワダチソウの黄色でお茶を濁そう。
道の駅に着いたのは10時。でも既に人でいっぱい。近所のお年寄りの交流ポイントになっているみたいですね。
そして平成の大合併でここも尾道市内になってます。なんか違和感あるけど...
休憩後はぐるっと回って八田原ダム方面へ。
6本目は昔からある大通線。結局通り抜けできるように工事されることもなくそのまま放置のピストン林道ですが、昔設置されたガードレールの内側からも木が生えてくるくらい。独特の雰囲気が出てます。
その割には路面の荒れが少なく、快走路と言っていいでしょう。
再び宇根山の南部へ行く前に、世羅の道の駅に戻って早めのお昼にします。
今日は豚丼の気分。厚めの豚がおいしかった〜🎵
ここのレストランは朝10時から開いているので助かります。
そういえば、道の駅の横にある立派な建物。
これってマリオットグループが展開している、道の駅ホテルなんですね。
フェアフィールド・バイ・マリオット。日本国内にも数多く展開中。シングルで2万弱くらいから。インバウンド客がメインなのかな?
一度くらいどこかで泊まってみようか。神鍋高原にもあるみたいだし。
そして食後の部スタート。
まずは通れないことを確認に行った、宇根山の西になる、西の山線。
案の定、ゲートがありました。
広島県内は ”害獣除けだから開けたら閉めてね。”の記述もないので、閉められていたらあきらめざるを得ません。こういうのって松茸山だからのケースもあって、あとあと面倒なことになるのもね。
ここからまた宇根山南へ回って、位置的には宇根山の真南にあたる、御調大原林道。
ここは長い間ゲートで封鎖されていましたが、行ってみると普通に通れました。東から入ると登り基調でそれなりにガレと雨裂はありますが、距離もあり楽しい林道になっています。
西側出口の三差路をみると、北へ向かうルートが進入禁止。
自衛隊海田駐屯地の管理となっていますね。このそばには無線中継局も複数あるので、各種通信インフラ設備が集まっているのでしょうか。
これで本日の探索は終了。近場とはいえ、5時間走って300km弱ほど。なかなかに濃い内容でした。
気が付いたこととしてテネレに乗り始めて、WRの乗り方にも変化が。
ガレ登りでは、WRだとこれまでスロットルをあおったり、閉じたりしながらグリップさせて登っていました。ところが実はスロットル開度一定でそのまま走る方がスムーズに行けることに気が付きました。サンド質のヒルクライムだとこんな登り方をしますが、意外とガレでも行けます。こういう気付きも面白いです。