牛窓エリア林道その1 - 虫明林道
全国的にも珍しい海沿いの林道、虫明林道。
「むしあげ」と読むのが正解です。
南の入口は虫明湾沿いの蛎殻工場裏からスタート。
入口からちょっとめば蛎殻工場の真裏を通り、山のように蛎殻が積んでありますよ。
部分舗装と未舗装が入り乱れる感じではありますが、固めのフラット路面なので走りやすいですね。
そしてこの看板のある場所から本格的に林道スタート。
ここを右に行くルートもありますが、墓地に繋がるだけです。
迷わずに左へ進みましょう。
そうすると高度を上げてすぐに瀬戸内海が見え始めます。
ここが有名なベンチ。
吹きっさらしですが、牡蠣筏を見下ろしながらゆっくり出来ますね。
朝日を見るのもいいかも。
そこからちょっと走れば高度が下がってこの不思議な光景に出ます。
北海道の知床の方にこんな光景があった気がしますが、ここは穏やかな瀬戸内。
ほぼ海抜0mと言うのが驚き。
漂流物と思われる物がたくさんあるので、大潮の時には浸かっちゃうのかも。
キャンプには向かない感じですね。
それにしてもこんな海際にバイクが入れる林道が通っているなんて信じられません。
山側は暖かくなると緑になって、もっと綺麗になりそうです。
このまま進むと、途中分岐もありますがそちらはすぐに行き止まり。
海も見えるし高さもあるのでキャンプするならこちらの方がいいかも。
ただ、雰囲気がなんとなく不気味な感じがする場所なので、どうかなあ...
メインルートを進むと大きめの分岐に出てきます。
ここの分岐を右に行くと評判の半島ルートに繋がります。
そのままコンクリ舗装を下っていくと、これから行く半島が見えてきます。
行き止まりルートをわかっていながら、ワクワクしますね!
そしてまず第一の荒れエリアへ。
中央に大きなクレバスが走っていますが、両端を注意していけばOK。
でも谷側は落ちたら大変ですよ~
そうしてまた分岐に。
この右が半島先端へ。
左はブルーライン方面へ繋がっていたのかもしれませんが、既にルート上に木が生えており、通行はしんどそう。
右に進み半島ルートのメイン部分に来ると、轍が激しくなってきますね。
4輪だときわどいですが、オフバイクだとなんとかなります。
でも雨上がりでヌタると難儀するかもね。
微妙に岩がおいてあるのは、ジムニー組の人達が設置した物かも?
そして先端へ向かう光景がパッと目の前に広がり、気持ちが一層ウキウキしてきます。
最後はスパナ付きの車止めがある終点に到着。
以前はこのもうちょっと先にまで行けたようですが、木が茂ってここが限界。
展望もきかなくなっているのが残念ですね。
徒歩で木をかき分けて進めば展望が開ける場所までもう少し行けますよ。
帰りは半島ルートの分岐まで戻り、本線を西へ進みます。
途中遊歩道との分岐があり、ここまでは車でも来れるようにやや広くなっています。
この登山ルートは野鳥ルートにもなっているようで、車両通行禁止ですよ。
ここから岡山いこいの森に出たら、北入口となります。
このエリアは周辺に他の林道がないのですが、珍しい海沿いの林道と言うだけで無く、半島ルートというチャレンジ要素もある楽しい林道です。
わざわざにでも走ってみる価値はあると思いますよ。
ただ半島ルートは初心者が1人で行くのは避けた方がいいでしょうねえ。
2020.02.10 南→北メインルート
2020.02.10 半島ルート往復