YAMAHAが実証実験でリースを始めたEC-01。昨年の11月頃にリースを募集して、そろそろ配車が始めるようです。
これまでも、Passol , EC-02,03 , e-Vinoといった電動バイクをリリースしていましたが、車体にバッテリーを固定する本格的なEVとしてはこれが初めて。
航続距離も2~30kmから100kmに一気に延びてきました。
これくらいになると、実際に生活で使えそうです。
ちょうどYSP福山に配車待ちの1台があったので見せてもらいました。
充電口はYAMAHAマークのカバーの中。
この方がシート回りからコードを引っ張るよりも使いやすいかもしれません。
ヘッドライトはどこかで見たような...
R1と同じですよ!
こちらもMT-07などと同じ、LEDウインカー。
当然ミラーも流用です。
シートはつるんとしていて、ツーリング用では無くコミューターの雰囲気。
タンデムシートが広いです。
車体はNMAXサイズとは言いつつ158kg(NMAX+25kg)あるので、フロントブレーキはちょっと大きいか?
リヤ周りは250ccクラスのサイズ感。
そしてここ、フロントタイヤの直ぐ後ろにバッテリー。
こんな所にあえて穴を開けるとは、バッテリー冷却のためでしょうか。
そしてモーターはここ。
モーター+減速機でユニットになっています。減速機用にミッションオイルも必要みたい。そこからはベルトドライブで。
リヤコイル径は太め。ダンパーレバー比が悪そうなので、YAMAHAのHPで調べてみました。この絵ではバッテリーパック、モーターの位置関係がよく分かります。
リヤのダンパーレバー比は0.5切ってますね。もうちょっと稼げそうに見えますが、オリジナルのNMAXに対して、スイングアームを延長したのかもしれません。
スクーターの股の間というのは、事故時のバッテリー保護の観点からもいい場所に見えますね。
二輪にもやってきそうな電動化の波。まずは世間の評価がどうなるか。楽しみです。