今回の小ネタはDUKE690Rのオイルのお話。
この5月、6月とタカタサーキットをDUKEで走ったのですが、2回ともオイルの銘柄を変えています。
まず5月は純正指定の MOTOREX POWER SYNT 4T 10W-60。
さすが純正だけあり相性はばっちり。
シフトフィールもいいし、護られている感がしっかりあるいいオイルです。
ですが、上が60と言うことで、結構粘いんですよね~
サーキットでは7000から8000rpmの間、伸びきるまでのレスポンスがちょっと重たい感じ。
タカタでは2速、3速で8000rpmまで回さないと速度が乗らないので結構気になってました。
なので、6月はいつも入れている MOTUL 300V 4T 15W-50
に戻しました。
こいつにすると比較的引っかかること無く、8000rpmのレッドまで上がっていくのですよ
実はLC4エンジンって結構オイルに敏感でして、変なオイルだとすぐにドライブシャフトのシールからオイル漏れします。一応この300Vもメーカー指定になっているため、その面では安心。
ただし、粘度はかなり気にしてやる必要があります。
一度間違えてR1に使っている 10W-40 入れたことがあるのですが、見事にシールからタールの様にオイルがにじみ出てきました...
その代わりに回転の伸びがおもしろいほど。
回り上げます。
本当におもしろかったので、そのフィーリングが忘れられないのでした。
と言うことで今回は、15W-50と10W-40を 1.0 : 0.4 の比で中間の特性を狙ってみました。
300Vはこういった使い方をメーカーがオススメしているので安心です。
すると、オイルにじみも無く気持ちよいフィーリング。これいいです
もうちょっと詰める余地はありそうですが、あまり懲りすぎるのもね。
ということで、今シーズンのDUKEはこの仕様で行きます。