5月の但馬遠征はパンク騒ぎで大変でしたが、ここらで悪いモノを落としておかないといけません。
ということで今回はオフを走らず、TRACERで但馬にご挨拶に行き、厄を落とします。
本来ならば、目的の場所へ直行しようと思っていたのですが、途中のルートを見ていて、人並みの観光も一つ入れてました。余り時間を取らずに行けそうだったからね。
真昼の暑さを避けて、福山を朝3時前にスタート。
一気に竜野西SAまで行きます。
4時前ですが、まだまだ全然明るくなりません。
ここから東を見ると、あの竹田城跡が見えるんです。一般的には東側の立雲峡側から見るのが多いようですね。
立雲峡は見下ろす側、藤和峠はほぼ同じ高さと言うことで、こういうのもいいんじゃ無いかな。
この季節だと、綺麗な雲海でも、朝焼けが見えるわけではありません。
でもそれなりにいい感じでしたよ。
こちら藤和峠は観光地としては余りに寂しい感じで、駐車場も整備されておらず、無造作なロープが張ってありました。
秋になると綺麗にするのかな?
ここからもう一度和田山ICに戻りますが、行きにも気になっていた、まるで昔の水路か?と思うようなアーチ橋。
これ播但道そのものなのですが、なんとおしゃれな設計をしたことよ!
バイクだと上を走っていてもちょっとだけ見ることが出来ますが、車だと見えないんじゃ無いかな。竹田城の入口でよく見えますので、是非こちらも。
そしてここからは、養父、豊岡を超えて国道176号経由、県道256号へ。
この県道は南へ抜けられず行き止まりになるので、入ることは無かったのですが、終点手前にあるのが、これです。
奥佐津小三川分校跡です。
苦楽園4号さんが紹介されてから、とにかく行きたくて行きたくてうずうずしてました。木造の校舎は我々世代だと珍しくはありませんが、こんなにちょこんとしたかわいらしいサイズは初めて見ます。
この校舎は昭和31年に建てられ、平成21に閉校となったようです。建物は私よりも先輩なんですよ。
向かって右側から見ると、総二階になっているのがよく分かります。
左側は普通の家にも見えます。
1Fの出っ張りはトイレのようですね。水回りは外出しした設計なのか。
入口横には大きな切り株が。
学校の歴史が終わるとともに切られちゃったんでしょうか。ここを巣立った多くの人を見守っていたのでしょう。
後日Google Mapのストリートビューを見ると、2013年にはまだ玄関の両側に2本の大木があったようです。枝が伸びて電線の邪魔をしていそうだったので、その関係で切られたのかもしれませんね。
今は周辺の方々の避難場所として使われているようですが、中はほぼ物置状態。
でも窓ガラスなどに欠損も無く、大事にされていることが分かります。
この学校跡から反対側に延びたルートは、大野林道に繋がるらしいです。
もちろん今日は走りませんが、いつかは来ないとね。
この学校跡からちょっと奥へ進むと、三川山蔵王大権現社へ。
結構由緒正しい権現さんだそうで、有名なお祭りもあるとのこと。
境内周辺は、水が豊かで苔の生え具合が最高!
ここにもリアルジブリワールドがありました。
ここでは権現さんにお参りして、交通安全のお守りを購入。
但馬の林道を楽しく走れるようにお願いしておいたので、きっと叶うはず!
お守りも但馬遠征の時は必ず持って行きますよ。
それにしてもこの県道沿いは、家は点在する程度なのに、田んぼも畑も荒れ果てたり休耕田になっているところがありません。すべて生きた田畑なんです。
これも権現さんのご加護なのでしょうか。
あとは帰るだけ。来た道を一気に帰りまず。
この帰り道は5月はレッカー車と、軽トラで帰った因縁のルート (^^ゞ
しっかりとリベンジしました。
微妙な時間だったけど、定番の道口PAで早めのお昼ご飯。
なんたって、朝ご飯が2時過ぎだったので腹減りましたよ。
そして暑くなり切る前、お昼前には帰宅できました。
この日は福山は真夏日となり、最高気温が35.4度だったとのこと。
今年の夏も暑そうですが、身体も大分慣れてきたぞ。
今回TRACERには純正のメッシュシートカバーを装着。
お尻に暑さを感じなかったので、効果はあるようです。
ちょっと滑りやすいのが難点かな。
泥まみれになるオフは止めておいた方が良さそうです。洗うのが大変そう。
盆休みの遠征は、今回のように行きは完全に日が上がる前に移動して、途中で休憩するくらいにしようかな。