初心者が苦手な林道として、フラットじゃ無いガレ、ヌタ、アップダウン林道の話をしましたが、もう一つ苦手なモノがありました。
それが「崖っぷち」
高所恐怖症の人でも林道走っている人は多いので、あまり関係ないかと思いがちですが、崖を見ると固まっちゃう人もおられるようです。
少々道幅が広くても、下が見えないほど高い位置を走るとビビリが入りますよね。
多くの林道が立樹があるので万が一落ちても途中で引っかかりますが、まれに下まで何も無いところも。
これくらいなら走っていたら余り気にならない感じですが、
一度崖の深さを認識しちゃったら怖いかも。
ある程度木が茂った方が、下が見えなくて怖さが無くなるかな。
でもこんなところで崖側が怖くて山側に寄ると、落ち葉の堆積などで路面が柔らかく、ハンドル取られて、最後は崖側に突っ込むことも。
意外と危ないパターンです。
逆に見晴らしがいいと、谷さえ見えなければ意外と高さを感じない。
万一落ちても引き上げできそうなルートが見つけられそうな気がしますしね。
あとでビビる典型例がこちら。
ここは完全にオーバーハングになった路面で、ガードレールの下には何も無い。
走っているだけだと気がつきませんが、止まってゆっくり見るとマジ怖い (^^;)
この手の崖っぷち林道では、基本的にバイクは目線の方に進んじゃうので、崖を見つめないことでしょう。
本当にどうにもならなかったら、とにかくブレーキかけてしまう方が安全です。フロントもちゃんと使えば意外と止まれます。コケてもギリギリまで速度を落としておけば、人まで落ちることは少ないです。
初心者さんは自分が思うルートを取ることが出来にくいヌタ、ガレ+崖っぷちだけは気をつけてください。
私も過去4回転落現場に遭遇しましたが、
人だけ落ちたのが1回。
バイクだけ落ちたのが2回。
バイクと人が一緒に落ちたのが1回。
どれも怪我なく、バイクの引き上げも出来たのでラッキーでした。