たらのブログ

備後エリアでオン、オフバイクに乗っています

暖かい2024年の幕開けです!

雨の室戸遠征

9月になってもまだ暑いですね。

ちょっと涼しくなったかと思ったら、また熱帯夜が続いたり。

気持ちよくなる9月末には林道へ行きたいのですが、残念ながら仕事が立て込みそう。こうなったら、隙を見てピンポイントで行くしかない!

ということで、仕事の合間を見つけて急遽室戸方面へ出かけてきました。

 

今回の目的は2019年にお邪魔したときに、うっかりと走り忘れた林道の制覇。

あのときは、蛇谷林道で北から降りてきて、須川林道で南へ出る予定が、野川林道に入ってしまったのでした。

国道55号と493号に挟まれたこのエリアは、北部は493号からは蛇谷1本で、そこから繋がった野川須川羽根線と3本で南の55号に抜けることが出来ます。

なので、今回は須川林道を完走すること、そして昔はなかったと思う羽根線を通って帰ってくることにします。

 

いつもの遠征の定番パターンで、朝4時スタート。

瀬戸大橋経由で四国へ渡り、いつもの南国のGSで給油。

実はこの日、室戸方面は雨が残っているという天気予報だったんです。

午後はもっと降るらしいので、できるだけ急いで林道へ行きます。

6時台はまだ空いているだろうと思ってきたら、国道55号は止まることはないけど延々と車が続くのろのろ状態。皆さん朝から働きに行っているの?

 

それでもほぼ予定通りに奈半利の道の駅で休憩。

この道の駅 田野駅屋は、道の駅と電車の駅が一緒になっている珍しい所です。

ここでホークアイなどの林道IN準備完了。

 

そして早速1本目は予定通り須川林道を南から。

雨はまだポツポツレベルですが、昨晩このあたりは結構降ったらしいです。

水たまりもしっかりと。

 

おお!こんな時間に対向車ですよ。

林業関係の方でしたが、リアルに対向車がいるのが四国の特徴。

そして作業車は必ず複数台で動きます。1台出会ったら次も来ますよ。

 

先にはこんな崩落跡がありましたけど、よく車で通ってこれましたね...

 

そうして野川林道の支線、池ノ川林道との分岐へ。

右が須川林道の本線、左が池の川林道です。

後で分かったことですが、この先で行っている伐採作業の木材搬出は、池ノ川野川林道経由で行われているようです。このあたりはトラックの走行跡で踏み固められてます。

 

本線を北上していくと、野川林道との分岐で通行止めの看板が!

野川林道は工事のため年明けまで通行止めのようでした。

だから先ほどの迂回ルートをトラックが通るのですね。

 

雨が激しくなり始めてきた頃、この先で作業中の看板が出てきました。

そして木材搬出トラックと遭遇。やはり2台ペアです。

すり替えポイントは運転手さんもしっかり理解されているので、びっくりさえしなければ問題ないですよ。

 

その先にある伐採現場に到着。

通り抜けは無理かな~と思っていたら、ユンボの方が道を空けて”おいでおいで”して通らせてくれました。

ありがとうございます!

 

この先が羽根線蛇谷と繋がる終点。

上に上がるのがこれから走る羽根線。左に行くとそのまま蛇谷林道となります。

 

羽根線は結構なガレが続いていました。

水たまりも深さがあり、要注意。

 

下りながら南へ向かうので、途中太平洋が見えるポイントがあるようですが、この日は残念ながら何も見えず (>_<)

おとなしく降りてきました。

 

今日は林道は2本で終了。

今回テネレ700のABSオフを初めて試してみました。

確かにリヤのコントロールはABSオフの方がやりやすくなります。ちゃんと制動力がでますし、ペダルストロークの空走感も減ります。

フロントもソリッド感が増えますが、切った方が絶対いい!という感じじゃ無いかな。

こんな感じなので、ABSオフが生きるのは、ガレの下りですね。

 

国道55号まで戻ったら、ここまで来たので室戸の御厨人窟まで足を伸ばすことにします。先日、出川哲朗の充電旅で紹介されていたので、何かのついでに行ってこようと思っていたところでした。

 

とはいえ、南下するにつれ雨は本降りに。

それでも今日の室戸の海は静かです。

これまで2回は来てると思うので、3回目かな。でも雨は初めて。

この光景が台風になると強烈に恐ろしい物になるんでしょうね。

 

御厨人窟も訪れている方は少ないです。

向かって右が神明窟、左が御厨人窟(みくろど)。

このあたりは弘法大師ゆかりの物が多くて、御厨人窟が住居、神明窟が修行をされた場所とか。

今日は雨と言うこともありヘルメットは脱がずにそのままお邪魔します。

(後でHPを見ると、「安全のためにヘルメット着用で入って」となってました。)

 

この光景を見て「空海」となったわけですね。

青空でなくてもなんか不思議な空気感。

出来れば駐車場を、洞窟から見えない場所にしてもらうといいな。

 

久しぶりの室戸岬でした。

 

南国~安芸市~室戸の周辺には廃墟銀座と言ってもいいくらい、いろんなものがあります。もし天気さえ良ければ、合わせて巡りたかったなあ。

雨も止みそうに無いので、このまま帰路につきました。

 

安芸市で早めのお昼ご飯にしてゆっくりと思い返してみると、国道沿いのお弁当屋さんが早朝から開いていて、お客さんも多数来られていたのを思い出しました。

このあたりは早朝から山へ入って仕事をする人が多いのかもしれません。なので8時の時点で既に搬出作業がスタートしていてもおかしくなかったわけです。

漁港も多いので、朝から動くのは当たり前なんでしょうね。