ついに来年には、WR250Rも10年選手となります。
オフ車は丈夫なので、ミニマム整備で乗りっぱなしでも大きなトラブルは生じないと思いますが、既に手に入らない車体ですから大事にしてやらないといけません。
シーズンオフだけでは時間が足らないかもしれないので、今からちょっとずつ進めていきます。
まずはクーラント交換と、ゴムホースの交換。
ホースについてはポンプ出口直ぐの高圧側は5年に一回交換。
つまり今回が2回目。
低圧側は高圧2回に付き1回の予定なので、初交換となります。
このウオーターポンプ出口に繋がるのが高圧側。
WRの場合、このルートは排気管の熱と、チッピングを受けやすい位置のため、トラブルになり易いのです。
私は昔から耐熱チューブを巻いて保護しているので、トラブルに遭ったことは皆無。
このあと耐熱チューブを巻いていきます。
低圧側はインジェクターの下にエンジン側結合部があって、作業性が悪いのが玉に瑕。
このホースバンドを緩めたり締めたりが大変なんですが、
フレックスドライバーを使えば結構楽ちんになります。
滅多に使う工具じゃないですが、あると助かる一品ですね。
その他インジェクター側に回るヒーターホースなどもこの際交換しておきます。
クーラントパイプ内部をチェックしても、異物や錆の発生などもなし。
錆や異物が発生しているようなら、ラジエターも交換するかと覚悟していましたが、そこまでは必要なさそう。
ついでにシュラウド下のクーリングファンカバーも交換します。
合わせてラジエターガードフィンも交換。
樹脂部品はやや硬化が進んでいる感じです。新品と比べてやっと分かるくらいですけどね。
各種締結部のチェックをしていると、スタンドとフレームの締結ボルトにトルク低下発見。
オンオフ関わらず、ここはチェックポイントですね。
合わせて化粧直しとして、LEDウインカーをワイズギヤからDRCに変更。
フロントはコンパクトに。
リヤも左右の張り出しを最小限に。
特にこのアングルでみるラインが、フェンダーと揃ってかっちょいい。
実はこのDRCのウインカー、テネレ700に先に付けています。
スリムタイプとかナンバープレートのサイドに付くのとかありますけど、後ろから見ると見えにくかったり、汚れると見えなくなる物が多い気がします。
こいつは大きさの割にはかなり明るくて、視認性もいいのでお気に入り。
とりあえず形になりました。
年内は近場がメインになるので、あとでTrackerに履き替えておきます。
シーズン中はこれくらいで、冬になったら足回りをフルオーバーホールします。
テクニクスのオーバーホール2回目に出す予定。
ステムのベアリングとアウターレースの打ち替えもやるかな。