WRとR1にSHORAIバッテリーを入れてます。
残ったのはDuke。
なにせビッグシングルのセルを回す訳ですから、結構癖のある電装系かもしれないと警戒していたのです。
まあ今時の難しい制御が入ったバイクでは無いので、気にすることは無いんでしょうけどね
ではバッテリー交換作業です。
Dukeは普通のバイクと違い、シート下には無いのです。
このようにシート下のあの空間はすべてエアクリーナBOX。
ではどこにあるのかというと、エンジンの前上、ステアリングステムのすぐ裏にあるのでした。
左側のプラスターミナル側を見ています。
なんか面倒くさそうでしょ。車載状態だと、マイナスターミナルに手が届くのがやっとと言うところで、交換となるとタンクを動かさないとダメなのです
交換だけならばこれくらいタンクをずらせばOK。
タンクを外してしまえば作業はやりやすく、バッテリー上のカバーと共にECU BOXを左へ外し、バッテリーを右へ抜けばOK。
あまり目にすることの無いDukeのフレーム構成全景ってこんな感じ。
Dukeに乗り換えたときからフロント回りの剛性感が高いなあと思っていましたが、改めてそれを裏付けするような構造です。
・エンジン上部を三角形で囲むパイプ回し。
・ステアリングステムへのつながり部分でどうしても急激に断面変化してしまうところを平面プレートで空間をつぶし、変形を抑制、ステム剛性を確保。
・そしてそのプレートの上にバッテリーを乗せる。
・これにインナー系φ48のフロントフォーク。
という合理的な構造です。
こういう所はヨーロッパらしさが出ていますね。
こんなごっついフレームに乗っかる訳ですから、燃料タンクは完全に左右に二つに分かれています。
では本題のSHORAIバッテリー搭載へ。
念のためにバッテリーを充電して装着準備。
一応充電してますが、1,2分で充電完了になりますので、満充電で出荷後ほぼ放電していない様子です。これはWR,R1に付けた物も同じでした。
軽いですが、ケースの大きさはあまり差が無いので、スポンジシートを1枚挟むだけでOKでした。
取り付けるとこんな感じ。
右側のマイナスターミナル側から見てます。
ケースが黒いので意外といい感じに収まってますかね。
高い位置の重量物が軽くなったためち、ょっと取り回しをしただけでも軽さを感じます。
これは来シーズンが楽しみになってきましたよ~