以前Yahooブログでも書いていたネタを、捨てちゃうのももったいないので、引っ越ししつつ加筆していきます。
この記事は自分とバイクの出会い、遍歴について備忘録代わりに一度整理しておこうと思ったのがきっかけ。 なんだかんだ言って免許を取って30年以上。この間、バイクに乗っていなかった年はありませんでした。やはり昔からバイク好きみたいです。
1. 最初にバイクに興味を持ったのは3歳頃
父親がまだ車を持っていなくて、通勤に職場のカブを借りて使っていたので、よく前にステップ立ちでまたがらせてもらってアクセル、ブレーキ、ハンドルを操作させてもらってました。 土手の上りでアクセルをしっかり開けきれなくて、失速→親子揃って転倒なんてこともありましたよ。 動くものが好きってのは生まれつきだったのでしょうか。
2. それから一気に飛んで小学校高学年~中学生
近所の納屋にTY125の白黄を発見。いつも見ているカブとか、おっさんバイクとは違う形になぜか心がときめき、毎日通学途中で眺めるのが楽しみでした。
結局、これが動いたところを見たことはなかったのですが、この頃からGKデザインのYAMAHAのオフ車というものに惹かれる習性があったのでしょうね。
3. 次は高校を卒業する頃
世の中バイクブームに突入しようとしていることで、この後CBX400FとかZ400GPとかマルチ全盛になり、その中に2stでRZ250とかがブイブイ言わせていた時代。ホンダがVT250Fを出すという噂が流れていたころです。
こんな中、なぜか興味を引いたのは初代水冷のDT125。
このタンクからラジエターシュラウド周りの造形がものすごくかっこよく見えました。 オフから生まれたリヤモノクロスというのも新しい時代を感じさせてくれて、欲しくて仕方なかったなあ。
といいつつも中免取って大学生になっても、バイクを買うほどの金があるわけでなく、悶々とした日々を過ごしてました 。東京だったので保管場所も困るというのもありましたね。大学に置いておくという手もあったのですが、安全上キャンパスへの乗り入れ制限が始まった時期でもあったので、難しかったんですね。
でも、自宅生の友達はどんどんバイクを買っていましたから、幸いにそれらのバイクを借りることができたのがラッキー。
よく借りて乗っていたのはXS250。250なんだけど重かった。
これの白ベース青ラインのゴロワーズカラーだったと思います。
あとGPz250ベルトドライブ。
チェーンがないってこんなに静かになるんだ!と驚いた覚えがあるなあ。
3. カウル付きのバイク解禁へ
この頃アパートの近所に真っ赤なLeMan IIが毎日停まっていて、あのカウルと長いホイルベース、理詰めで作られたかのような造形美がとても美しく感じ、怪しまれるくらい毎日見てました。 LeMan Iでも1000でもIIIでもなく、IIじゃないとだめなのですヨ。
間違えても輸入車なんて買えない時代だったので、本当にあこがれでしたね。
4. そして運命の出会い
'85に事件が起きます。前傾5バルブ、GENESIS思想のFZ750の誕生です。 とにかくテクノロジーを一気に進めたパッケージングで、一つ前のXJ750からの跳び代があまりにも大きく、信じられないという心持ちでした。
当時75万位だったと思うけど、金額はもちろん限定解除してない身分ではとても手が出るものではありませんでした。 で、この悶々とした気持ちが5バルブへの憧れを増幅していったのでした。
-遍歴編2 - カワサキ乗り時代へ続く。