'06年の秋。
いつも買わないバイク雑誌BIG MACHINEの2006年11月号を何気なしに購入。
表紙はXJRで、特にワタシの目を引く文字はなかったのですが...
なぜか手にしたのです。
すると、YAMAHA YZF-R1が'07モデルから4バルブになるとの衝撃的な記事が。
5バルブGENESISに20年憧れ、寄り添って来た身としてはとにかく何かせずにはいられない。 と次の日は昼で仕事を切り上げ、早速YSP福山へ。
「'06 R1の青を直ぐに手に入れて!」と無理を言いつつ、既に'07型の予約が始まっている時期に探してもらいました。
こうしてTRX850を下取りに、YZF-R1(2006型)を手に入れたのです。
これまでSSには大して興味なかったので、この'06型の正体も分からずに5バルブってだけで買ってしまったわけですが、結構出来がよく、ある意味一つの完成型ともいえる姿だったことは後で分かりました。
前傾ポジションはFZR1000以来ですが、コンパクトでハンドルが近く、昔のような寝そべるような前傾姿勢ではないので街乗りもやりやすい。
ただシート高は結構あり、ノーマルなのにかなりの爆音。いろんな意味で衝撃的でした。
これも後日談ですが、きっかけとなったBIG MACHINE誌のこの号にはショップ紹介でYSP福山が巻末に登場していて、やはり何かの縁があったのかもしれません。
みんな若いね~
当然この時はサーキットを走るなんてつもりはなくTRX850と同じようにツーリングで乗るつもりだったのですが... なぜか半年後にはTAICHIのツナギを買って、2007年9月には岡山国際サーキットを走ってました。
未だに何が直接のきっかけだったのか思い出せませんが...
その後はYSP福山のサーキット組と一緒に走行会へ参加したり、そのうち岡山の会員になって会員枠まで走ったりとYZF-R1は本来の使い方になっていきました。
一方で毎年仲間内で実施している阿蘇ツーリングもYZF-R1で参加していたのですが、ある年台風の大雨の中YZF-R1で走ることになって、この子がかわいそうになったのです。 もちろん雨だと乗りにくいとか言うことは無いのですが、こんな使い方をされるのはR1は望んでないよね?と思いながら(自分を正当化しつつ?)3号機に手を出す準備を始めたのでした。
遍歴編7 - 3台体制へ に続く。