お世話になっているYSP福山で試乗会が開催されました。
今年はコロナ対応で時間予約しての参加となります。
個人的な今年の目玉はなんと言ってもテネレ700!
近い将来、こいつのお世話になることがあるだろうという前提でチェックしてみます。
比較のために自分のWRと並べてみます。
幅は確かにテネレは大きいですが、全体のサイズ感は意外と小さい?
試乗車はローシートが着いているので、はっきり言って足つきはWRよりも遙かにいいです(笑)
ローリンクも付いているので、お尻、ステップ、ハンドルの位置関係が悪すぎる...
リヤの車高も下がりすぎているし、これは正しい状態で乗ってあげたいですね。
またがった感じは縦置きのメーターが結構主張してます。
情報量は決して多くないので、もっとコンパクトにならないかな。
アクセサリー用のバーも付いていますが、なぜ純正ってこの細いサイズなんですかね。φ22あたりの方がいろいろ使える物が多いのに。
コクピット全体としては、想像以上にコンパクトなカウルとシールドで、路面が見やすいという評判通りでした。
メーターの下あたりにもいろんなアイテムを仕込んでいくことが出来そう。
シートにも依るようですが、右のクランクケースに足が当たるのが気になります。
オフブーツなんか履いていると結構邪魔になるでしょう。
社外品でケースカバー一体のガードが出れば解決されるか。
一方、左は大丈夫です。
MT-07由来のエンジンはクランク位置が結構高い。
これなら転倒でシフトペダルが曲がっても、クランクケース直撃は免れそうですね。
あとオイルフィルターがオンバイクの物と同じ取り付け。
よく見ると、ダウンチューブよりもフィルターの頭が出ているんです。これはガードをもっと立派な物にしないと、間違いなく打ちますね。
乗り味としては、非常に直進安定性のよい乗りやすいバイクです。
スタンディングもやりやすくオフでも扱いやすそう。
重量は確かに感じますが、タイヤを適切に選べば意外と普通に林道くらいなら走れるでしょう。あとはコケたときに引きずり回して起こすことが出来るか?ですね。
ガードなどをうまく使って下準備をしておく必要ありそうです。
エンジンも”ツイン”を主張するのでは無く、トルクを出すよと言うのがわかりやすく気持ち良く吹け上がる今時のYAMAHAエンジン。
立派なブレンボブレーキが付いていますが、重量が重量なのでオンだと結構力を入れて握らないと、止まらないかも。
オフのコントロール性を重視すると、これくらいがいい感じでしょう。
全体的に900Tracerをイメージさせるオンでの乗り味で、YAMAHAらしいバイクと感じました。