昨年からお邪魔している但馬エリア。
昨年4回、今年2回とお邪魔して、かなりの数の林道を走らせて頂きました。
一方でなかなか足を伸ばせなかった但馬北部エリアが残っています。
と言うのも、このエリアは我が家から四国の四万十、室戸エリア並かそれ以上の距離。
四国に比べて陸続きという安心感があるので、距離的には近そうですが...
改めてみると遠いですね。
片道250~300km。ビッグタンクのWRでもアプローチだけでまるまるカラになります。
アプローチするルートもほぼ2種類しか選択肢が無く、
津山→智頭→鳥取経由か、姫路から播但道、北近畿豊岡自動車道を経由するか。
これだけ走るには酷暑、寒波の中では辛い。
寒さには強い私ですが、途中の山越えが10月になるともうかなり寒いんですよね。
装備的にも荷物が増えるので、やはり秋口がベストです。
ということで今回の9月の陣は行きは播但道経由、帰りは鳥取経由を選びました。
まずはいつものように4時前に出発し、竜野西SAまで一気に。
朝がどんどん暗くなっていきますね。南の空にオリオン座が輝いていました。
途中和田山で給油し、道の駅ようか但馬蔵へ。
ここで但馬マイスターとして名高い、苦楽園4号さんと落ち合うのです(^◇^)
1年振りにマイスターにご案内頂けるなんて光栄です!
コーヒーブレイクしていたら、直ぐに苦楽園4号さん到着。
前回はトラブル付きでしたが、今回は2人とも三川山蔵王大権現社のお守り持ってますので、大丈夫でしょう!
路面はまだウエットですが、青空ものぞいて来て、気持ちいい一日を予感させますね。
まず1本目は寺河内林道。
前から行きたかった林道ですが、春先の倒木騒ぎで通れなかったルート。
でも強者達のおかげでルートが確保できたそうです。
これだけ見ると、どこが通れるの?と思いますよね。
これがパズルのように抜けられるんですよ。
倒木エリアを過ぎたら、後半は気持ち良く走って、妙見蘇武へ出ます。
雨上がりの朝靄が濃い中、2本目は神鍋蘇武林道、通称万場ルートへ。
比較的低い位置ですが、ここからの光景もいいですね。
神鍋へ降りたらここから北上。
3本目となるNTTの保守林道が通れたらショートカットできると思っていたのですが...
NTTルートは途中のゲートに鍵があり侵入できず。
しかもその入口で私のホークアイ、GoProが死にました (T_T)
完全に電源を失っています。
もともと長時間録画のために、外部のモバイルバッテリーからの給電で使っています。
その外部バッテリーをつなぐと、GoPro自体が全く反応しなくなりました。
あれこれ試しますが、モバイルバッテリーからの給電ではどうやっても復活せず。
念のために持って来ていたGoPro用予備バッテリーを使ってとりあえず復活。でもこれでは長時間録画できませんな...
諦めて4本目となる県道258号側から大回りして舗装林道三川線へ出ます。
国道482号のトンネルが出来る前はこれが主要な生活道だったそうで。
今では軽トラもジムニーでも難しいようなルートになりました。
でも想像以上に荒れていて予定外の楽しさがありましたよ。
三川線の途中には、小城の廃村が見えるエリアも。
まさに「ぽつん」という言葉がぴったりです。
そして5本目の大野林道の入口で今度は苦楽園4号さんに悲劇が ヽ(#゚Д゚)ノ
見事にサイドスタンドがポッキリ。
緩んで脱落というのは経験ありますが、ここまで見事に破断するとは ヽ(; ゚д゚)ノ
幸いに走る機能には影響ないので、林道ツー継続します。
私の方は大野林道を出て、コンビニでUSBケーブルを手に入れて試してみると、無事にGoPro復活!ケーブルの断線が原因のようでした。
落ち着いたところで6本目として林道ではありませんが矢田川の河原に寄ってみます。
つい水の中に入りたくなりますが、意外と深そうなので止めておきました。
ここからは西へ抜けていくので、7本目は池ヶ平林道。
ここは今年2回目。相変わらず快走路。
前回伐採作業が入っていた場所も片付いています。
8本目は雨上がりは北からのアプローチがオススメという竹田甚白細見谷線。
確かにこのエリアとしては珍しいヌタぶり。
備後のヌタになれている身としては、結構「走りやすい」と感じてしまいました。
とはいえ山の中のヌタなので、初心者さんはちょっと怖いかな。
9本目はそのまま繋がる坂本林道へ。
雰囲気がだんだんと陽になりながらも、木が広がって上方向に広さが無い面白いエリアが出てきます。
倒木じゃ無いけど、ヘルメットにはガシガシ当たってきます。
ギロチンにならないよう気をつけないとね。
舗装林道池ノ尾線へ出て、北上したら10本目の諸寄浜坂林道。
ここは浜坂から山頂の紅葉公園へ上るルートで、西側のみオフになってます。
東の舗装路がメイン通路になったため、オフ側は結構な荒れ具合。
それでも上まで上がると綺麗なベンチと東屋が。
気持ちいい休憩ポイントです。
暑くも無く寒くも無く。いい感じの風と気温でマッタリ出来ました。
そして本日最後の11本目は、居組諸寄林道。
こちらは西の入口にある、山陰本線の橋梁が特徴。
道路と川を横並びで越えるコンクリの橋。
この季節は水が涸れているのが残念ですが、いい雰囲気。
山陰本線は旧餘部鉄橋のように橋梁に特徴があるところが多いですね。
この後は岩美の道の駅へ出て、給油して苦楽園4号さんとお別れ。
私は鳥取へ抜けて帰路につきました。
苦楽園4号さん、ご案内ありがとうございました。
それにしてもこの2人が揃うと何かが起こる。
来年こそは何事もありませんように (*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
この旅で但馬エリアで走りたいと思っていた主要な林道はほぼ制覇。
来年は林道は宍粟エリアを中心にして、但馬は熱田集落などの印象的なポイントを再訪する感じに。四国にもどうしても行っておきたいところが3本あるので、こちらも考えたいな。