初めての3気筒フィーリングを楽しませてくれたMT-09 Tracer。
低速の粘りと高回転域のパンチ。なかなか面白いエンジンです。
渋滞からサーキットまで楽しめるまさに万能選手。
ところがこの2年、コロナ渦によりロングツーのイベントはすべて消滅。
岡山のサーキットはがっつりとR1で走ったので、Tracerの出番が一気に減ることに。
その一方で、オフは但馬エリアに遠征しはじめて、WRの走行距離も一気に伸びてきました。既に8年を過ぎ、さすがに高速連続走行でこれ以上消耗させてあげるのはかわいそう。普通は人間の方が長距離移動に根を上げるのでしょうが、うちの場合は先にバイクが心配になってきてます。
WRに無理をさせないためには...
トランポを手に入れるか。サーキットでも使えるし。
とマジで考えてみましたが、トランポ使うといろいろ甘えが出そうでコワい。
そこで、WRにはショート、ミドルレンジの林道を担当してもらい、
ロングレンジ林道用&普通ツーリング用にビッグオフを手に入れることに。
最近のビッグオフはツインが主流。
TRXの時にちょっとした苦手意識が植え付けられた一方で、しっかりとツインを乗り切ってやりたいという義務感もあり、T7時代から目を付けていたテネレ700としました。
本来はEURO5対応となるだろう2022年を狙っていましたが、ここのところの物流の不安定さなども考慮し、2021型にすることに。
色は私としては珍しいブラック。
どちらかというとグレーブラックのような色合いですが、いろいろイジって行くにはいいベース色になるかと期待。
「ツインをきっちりと乗り切る」と言う意味では、林道というのはリスクが大きい気がしますが、パワーを使い切るではなくて、車体の挙動を生かし切ると言う視点で修行してみたいと思います。
それにしてもまさか自分がビッグオフに乗ることになるとは思いませんでした。
軽量級で経験してきた自分なりのセットも、ビッグになるとなかなかその通りにも行かず試行錯誤の日々。
まだまだ成長途上ですが、3号機としてはこの子が終のバイクになるはず。
どんな思い出を残してくれるか楽しみにしてます!