但馬エリア林道 その37 - 板井原杉森線
その直ぐ北に接している用瀬町との境にある、旧集落跡。
それが板井原集落と杉森集落で、この二つを結ぶ道が板井原杉森線です。
国道から県道40号へ入り、北方向へ行ったところにあるのが板井原集落跡。
この集落跡の先に林道西入口があります。
橋を越えて山肌に着いたところに林道看板有り。
しばらくは舗装路です。倒木なども比較的直ぐに処理されるようですね。
オフが始まってもフラットで走りやすいまま。
部分的にガードレールもありますし、峠の西は道幅も広いままです。
峠はちょっとだけ開けた感じですが、展望が望めるほどではありません。
峠を越えると谷間に入るのかちょっと陰な雰囲気。
処理された倒木も今にも動いてきそうでちょっと怖い感じ。
そのうち人の生活跡が見え始めて、
この先が東入口となります。
こちらにも林道看板があります。
この場所が旧杉村集落の中心部らしく、石碑があります。
これを見ると、昭和50年に17戸が離村して、集落としては終わったようです。
その割には周辺に残っている廃屋もしっかり形を保っているのが不思議。
廃村探訪好きには一押しの林道です。
普段は林業用に使われている道のようで、それなりに整備され走りやすい林道です。
部分的に雨裂もありますが、走行に支障はありません。初心者さんでもOK。
ただ、アプローチの細い舗装路なども含め、それなりに気を遣います。舗装林道も苦手だと言う方にはあまりオススメできないかな。
2023.05.18 西→東ルート