たらのブログ

備後エリアでオン、オフバイクに乗っています

暖かい2024年の幕開けです!

2015プレスト試乗会

昨日、今日とYSP福山にプレスト2015ニューモデル試乗会がやってきました。
そこで今年話題のあの子に試乗させていただきました!
 
せっかくですので自分ちの1号機、06R1と比較をしつつ見てみましょう。
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癖のある顔に見えますが、実物は思った以上に違和感の無い顔です。サーキットでゼッケン張るところに困らないので、そのあたりはいいですね。
 
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この写真だとわかりにくいですが、とにかくコンパクト
取り回しなどはR25?って一瞬思うくらいです。あの粘っこいBSのタイヤでも取り回しが軽いので、これは本当に軽いってことですよ。
 
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シートとハンドルの関係は06と大きく変わりませんが、15はハンドルに上下に角度がついていて、バーエンドが低めです。
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ウンマフラーになった関係で、お尻回りのボリューム感はずいぶんと変わりました。
 
フルデジタルとなったメーターですが、いい感じの大きさで見易くまとまっています。
 
さて跨がってみると、
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前傾しやすく、スクリーンに頭を入れやすい形ですね。
 
さて、ここから試乗ですよ。
.....いやあ、びっくりしました。ここ数年乗ったYAMAHAのバイクの中で一番乗りやすいバイクです。
これがサーキットでばりばり走れるんだと想像できないくらい取っつきやすいです。
 
基本はアンダー強めで、荷重をかけて開けていくと曲がっていくタイプ。
ウイリーコントロールも自然で何をやっても転けないんじゃ無いか?って思うくらい。
エンジンはクロスプレーンらしい、すーっと回転が上がるタイプで、06の2次曲線的加速感はありません。
ABS付きなのでブレーキが独特のスポンジー感がありますね~。これは何とかしたいな。
 
万能足バイクとしてツーリングからサーキットまで使い倒したくなる一品です。でも使い倒すにはお値段が...
 
 
ついでにXJR1300Cにも乗りました。
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全く先入観も無く、期待も無く乗ったのですが、これは驚いた!空冷エンジンがここまで仕上げてあるとは思ってもいませんでした。EXUPもついて、十分に最新エンジンと戦える仕上がりです。
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2本サスのストローク不足感も無く、自然な動き。よく見るとオーリンズなんですね。
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フロントのインナーはDLCコーティングなのかな。
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足が良く動いてエンジンがしっかりとレスポンスする、当たり前のコトが当たり前にできているすばらしい仕上がり。これは逸品と言えるでしょう。
シート高が低く、足が窮屈なのでハイシートを入れたら....手を出してしまいそうです
ネイキッドというとZAEGとかと競合するのでしょうが、YAMAHAはいい仕事していると思います
 
最後はスーパーテネレ ZEの電制サス版。
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以前の試乗ではシャフトドライブのガタというかバックラッシュが気になったのですが、そのあたりは作り込まれてました。乗り心地がかなり良くなり制御の効果が出ていますね。
 
最初は先に乗った2台と比べてダルなフィーリングを感じてましたが、試乗コースの後半になると「ああ、これで阿蘇行ったら楽だろうなあ~」って想いが増えてきます。
旅バイクとしてはベストセレクションとなりそうですが、自分のバイクとしてはどうか?と言われると...何か引っかかるモノが。人に優しすぎるんでしょうかね。優しくされちゃうと逆に嫌いになっちゃうんでしょうかね
またこれで林道を走れるか?と思うと、ちょっとその勇気は出ないかな。
 
本日の成果報告
・15R1は究極の万能バイク
・15XJRは隠れた名品
・15スーパーテネレは人に優しい旅バイク
ということでプレスト試乗会でした。