たらのブログ

備後エリアでオン、オフバイクに乗っています

暖かい2024年の幕開けです!

YSP一泊林道ツーリング - 久万高原 おまけ

オフ車のタイヤ空気圧についてですが、私は基本、高めなのです
そして岩盤が主体の四国の林道では、リム打ちを避けるため、いっそう高めにしてます。

近場林道 → 1.4 kgf/cm2
東城とか芸北への遠征 → 1.4~1.5 kgf/cm2 
四国の場合 → 1.5 kgf/cm2
今回の久万高原1泊では、高速を使って2日走ると言うこともあり、1.55 kgf/cm2 で走りました。

これくらい高いと結構跳ねますし、フロントはアンダーが強く、コーナー立ち上がりでリヤはかきむしるばかりでなかなか前に進みません。
基本、どのタイヤでもこの傾向になるのですが、ここ最近愛用したタイヤの中では、MT21が一番高い空気圧では乗りづらいです

どうもサイドウオール剛性が高く、それに比べてトレッド部分、ブロック剛性が低いタイヤ構造だと、タイヤ自体のたわみが高空気圧により抑制されてしまい、ブロックの柔らかさのみでグリップする感じになると思われます。
そのため、ダンピングも効かず乗りにくくなる模様。
それに比べてT63とかED03/04はブロックとサイドウオールの剛性バランスが比較的等分布なので、結果として高空気圧にしてもブロック部分が全体剛性に負けないのでしょう。なので、以外と違和感が無いのです。

MT21は1.0~多くても1.2 kgf/cm2位で走る生粋のEDタイヤなのでしょうね。MT18の血を引くだけあります。

今回は、最初の林道でそれを感じたので乗り方を変えました。
 コーナーではフロント加重をとにかく意識し、タイヤをつぶすこと。
 立ち上がりではステップからリヤ設置点へ向けて荷重をかけること。そして高めのギヤでぬめっと立ち上がるのでは無く、一つ落としてギャギャギャッと前に進めること。

これでセロー+ツーリストのガレ登りについて行けたので、もうちょっと練習して来年の四国に備えます