最近TWをオンタイヤと呼ぶことに違和感を感じられる方がおられる様で...(笑)
どんな具合なのかをこの機会に紹介しておきます。
これがWR純正のフロントタイヤTW301の様子。
ブロックが前後に長いことで、前後剛性も高く、ブレーキングも安定しているのが特徴ですね。オフではやや曲がりにくいタイヤではありますが、ブレーキングに関してはオフでもしっかりと信頼できます。
コーナリングに関しては。サイドのブロックも前後に長く、オンロードで横荷重がかかってもめくれることが無くしっかりとグリップしてくれます。サイドブロックの内側が編摩耗するのでは無く、表面全体が綺麗に削れていることが分かります。
ジムカーナっぽい走りを突き詰め始めるとさすがに外へ逃げていく変形が出てきますが、それ以上はダメよのサインと見てます。
同じようにMT21のフロントを見ると、
こちらは、サイドブロックが正方形に近い形状で、内側のエッジが削れています。
これで、横方向に力が入ったときに、ブロックが外へ逃げていることが分かりますね。
MT21はエンデューロタイヤの中ではオンでも行けるタイヤですが、このように摩耗の進み方を見ると、オンでマジに攻めることの出来るタイヤかどうかは判断つきますね。
と言うことでTWはオンタイヤとして結構いいぞと言うことが分かっていただけたかと
そういえば、昔TTRにBW201/202を履いたこともありました。
これはトレッド剛性が高くてグリップは良かったのですが、タイヤの変形がわかりにくくあまり好きではありません。
そしてT63です。
こいつはブロック形状はMT21のように独立正方形タイプですが、サイドのブロックはハイトが低めでゴムの硬度が高いことで変形に強く、TWのように端まで使うことが出来ます。それでいて、オフのパフォーマンスも良いと言うのがメリット。
5分山くらいで一気にオフのパフォーマンスが下がってくる感じがありますが、バランスの良さではMT21と双璧と言えるでしょう。
ということで、MT21とT63の2本立てで行きたいなあ~と思ってますよ。