たらのブログ

備後エリアでオン、オフバイクに乗っています

暖かい2024年の幕開けです!

MICHELIN CROSS AC10

ここ数年、オフ車のタイヤをいろいろ試してます。
今年は定番の MICHELIN CROSS AC10 にチャレンジ
 
まあ、私は初めてなのですが、林道ライダーにとっては比較的当たり前のタイヤで、身の回りでも結構ユーザーがいますよ。
このタイヤ、見た目はまるで公道走行不可のモトクロタイヤですが、ちゃんと公道走行可というのがいい。
でもこのタイヤは
 「ダート路面走行を重視しているタイヤだから、舗装路はグリップしないから気をつけろよ!」
とメーカーが言うくらいで、舗装路、とくにウエットでの転倒話を良く聞く要注意タイヤでもあります。
5月に購入し、林道ツーで700kmほど走りましたので、ここらでインプレを。
 
WRに入れたサイズは、F 80/100-21 , R100/100-18。
一般的にWRだとリヤは110/100-18を履く人が多いようですが、今回は面圧重視で100/100にしました。
 
さすがMICHELINのタイヤだけあり、結構軽いです。純正のTW、MT21と持ち比べて明らかに軽い。
ブロックも柔らかいですが、それ以外の構造も軽く柔らかく、空気圧で形状を保つというMICHELINらしい思想。
タイヤ交換も楽ですね
 
舗装路ではパターンノイズも振動も激しいのは予想通りですが、思っていたよりは普通に走れます。
一皮むけるまでの不安感は結構ありますが、その後は普通に走れます。
唯一注意が必要なのは、コーナー後半ですね。初期旋回で向きが変わった後、だんだんフロントのアンダーが強くなり膨らみがちになるところは知らないと危ないかも。
ブレーキングもすぐに「ザザザー」っと滑りますが、意外と制動距離は長くならない感じ。
どちらもブロックが逃げていくと共に早めにアスファルトとブロックが滑り始める様なフィーリングです。
 
その分、オフロードでは抜群のパフォーマンス
ヌタ、ガレ、砂利どんな路面でも曲がるし、止まるし、走ります。
この特性は、ED03/04、MT21などと比較しても抜群ですね。
 
こうなると気になるのはどれくらい持つのか、ですが700km走って、リヤはこんな感じ。
イメージ 1
 
 
真ん中ブロックのM文字は消えてますが、思った以上にエッジが減りません。
またブロックがもげることが無く、性能の落ちも穏やかのようです。
EDやMTは結構ブロックが削れたり、もげることがありますが、同じようにブロックが柔らかくても他の構造も柔らかいのでうまく衝撃吸収できているのでしょうか。このあたりがMICHELINらしいですね。
 
フロントは、全く減っている様子が無い。
イメージ 2
 
 
WRに履くと、R2本でF1本の交換周期かな。
 
結構気に入っちゃったので、近場はAC10、遠出はMT21で今年は行きますよ。