当時DT200WRを買ったのはYAMAHAの店ではなく、知り合いがやっていたSUZUKIの店だったのです。
気に入っていたDT200WRなので、後期型をまた買おうと思ってお店に行ったら、ちょうど在庫で黄色のRMX250Sが。
その日はDT用のタイヤを注文しにお店に寄ったのですが... SUZUKIのお店でYAMAHAばかり買っていたわけで、一度くらいはおつきあいしてもいいかな、なんて軽い気持ちが出てきて、RMX250S(1993型)を購入。
もちろん価格面でもがんばってくれたというのが大きいですね。
結局注文したタイヤはそのまま後日、私がRMXで履くことになりました(笑)
レーサーレプリカという言葉にぴったりのRMXですが、当時全盛のCRM250Rと交換して走ってみると、CRMが船と感じてしまうほど機敏でインフォメーションに富んだバイク。 それなりの人がきっちり走ると速いというタイプで、それに比べてCRM250Rはほっといても速い感じです。 YAMAHAとは明確に違う操安性の思想があって、これはこれでありだな、と納得できるもの。 この1台でSUZUKIもいいねと思うようになりました。
また整備性も抜群によかったので、この頃からバイクはばらすものという変な習性が身についてきたのかも。
RMX205Sで初めてSHOWAのダンパーがついたバイクに乗ったわけですが、その当時はKYBが締めを緩めて低フリクション重視、SHOWAはしっかり締めて信頼性重視という感じでずいぶんと動きが違いました。 30kmくらい走らないと本調子が出ないというのもレーサーっぽかったですね。
2stなのに結構燃費もよくて、四国へ行った回数が一番多いのはこのRMX250Sとなりました。
一方でリヤブレーキの熱容量が足りなくて、ベーパーロックすることもありましたね。 このRMX250SとFZR1000に乗っている頃に福山の方へ帰ってきて、今もお世話になっている、YSP福山とおつきあいをするようになるのです。
遍歴編 - 大人は4stに続く。